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2005/08/11

ミネラルウォーター

人の体の95%は有機物(酸素、炭素、水素、窒素)、残りの5%が無機物・鉱物であるミネラルです。
タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルは五大栄養素ですが、このミネラルだけは体内で作ることはできず、水や食物より摂取することになります。
※ミネラルとは体の機能の維持・調節に必要不可欠な栄養素で、無数の酵素の働きにより体の機能を維持しているわけで、その酵素を構成するのがミネラルで、酵素の働きを促進させるのがビタミンです。

●ミネラルウォーターとは
雨水は降った後に、いろんな地質層や岩石層の狭い隙間に浸み込んでいって、いろいろなミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)を溶かし込みます。ミネラルウォーターとは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に溶け込んだ水です。ミネラルには現在分かっているだけでも100種類以上存在してます。

※ミネラルウォーターに含まれる主なミネラル
 主要必須ミネラル   微量必須ミネラル
 カルシウム      鉄(肉、鶏肉、魚、腎臓、肝臓 8 mg/日)
 リン         亜鉛(レバーなどの内臓肉、卵、海産物 700 mg/日)
 カリウム       銅(内臓肉、カキ、マッシュルーム、ナッツ、900 μg/日)
 硫黄         ヨウ素(海産物、ヨウ素添加塩、乳製品、150μg/日)
 ナトリウム      セレン(肉、海産物、シリアル)
 塩素          マンガン
 マグネシウム      モリブデン
            クロム
            コバルト
            バナジウム
            サルフェート
            ゲルマニウム

※主要必須ミネラルの成分
・カルシウム(骨を丈夫にしながら健康と心の安定を守る) 所要量/日1000 mg以上
牛乳、乳製品、肉、魚、卵、穀物製品、豆類、果物、野菜
・マグネシウム(骨を丈夫にストレスに対抗) 所要量/日男性は420 mg
緑色の葉野菜、ナッツ、シリアル、海産物
・カリウム(過剰ナトリウムと対抗、血圧を正常にする) 所要量/日3.5 g
全乳、スキムミルク、バナナ、トマト、オレンジ、メロン、ジャガイモ、サツマイモ
・ナトリウム(塩、なくてはならないが摂りすぎに注意) 所要量/日1000 mg
塩、牛肉、豚肉、イワシ、チーズ、緑オリーブ、トウモロコシパン、ポテトチップス
・リン(骨や歯の形成、エネルギー産生に必要) 所要量/日700 mg
   牛乳、チーズ、肉、鶏肉、魚、シリアル、ナッツ、豆類

※ミネラルウォーターの種類
日本のミネラルウォーター類は、原水の種類と処理方法によって以下の4つの種類に分けられています。

 品名              原水           処理方法
・ナチュラルウォーター      特定の地下水      ろ過、沈殿、加熱殺菌
・ナチュラルミネラルウォーター  ミネラルが溶けた地下水  ろ過、沈殿、加熱殺菌
・ミネラルウォーター       ミネラルが溶けた地下水  ろ過、沈殿、加熱殺菌
・ボドルドウォーター       飲料可能な水(蒸留水/水道水) 特に規定なし

エビアンやボルビック、ヴィッテルなど世界的に有名なお水はどれもナチュラルミネラルウォーターです。
日本だと六甲のおいしい水、南アルプスの天然水などがナチュラルミネラルウォーターです。

●ミネラルウォーターの味、効果、用途
ミネラル含有量、硬度、pH値によって、違いが出てきます。
※ミネラル含有量の違いによる味の差
・ミネラル含有量がそれほど高くない軟水なら軽くすっきりとした味わいが楽しめます。含有量が少なすぎると気の抜けたような感じになります。
・ミネラル含有量の高い硬水なら重くコクのある味わいを楽しむことができます。高すぎると渋み、苦みが出てきます。
・水温を10〜15℃ぐらいにするとのどごしもよくなります。

※硬度を測る
水中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を1リットルあたり何mg含んでいるか表します。
その値が低いと硬度が低い(軟水と呼ばれる)ことになり、高い(硬水)と硬度が高いことになります。
硬度 = カルシウム(mg/l)×2.5 + マグネシウム(mg/l)×4.1
通常は硬度が100未満を軟水、100から300を中硬水、300以上を硬水と呼んでいます。
    分類      硬度
    軟水       0〜100
    中硬水      100〜300
    硬水       300〜
    軟水は癖が無く飲みやすいが、「水を飲んだぞ!]という飲み応え、満足感は中硬水の方がある。
市販のミネラルウォーターの硬度比較(参照サイト)→ミネラルウォーター硬度・成分比較表(mg/L)

※pH値を測る
pH値とはアルカリ性か酸性化を示す数値です。7.0が中性でそれよりも高ければアルカリ性、低ければ酸性となります。ミネラルウォーターは5.0〜9.0の範囲におさまるものが多く、6.0〜6.9までのものを弱酸性ミネラルウォーターと、7.1〜8.0までのものを弱アルカリ性ミネラルウォーターと呼びます。
弱アルカリ性のミネラルウォーターはー血液の濃度に近いことから体内に吸収されやすく健康維持に効果的です。弱酸性のミネラルウォーターは化粧水などに向いています。肌表面のpH値に近いことからなじみやすく、また殺菌効果もあるからです。

※最適な用途
・緑茶 紅茶 コーヒー 水割り     軟水
・食前酒                硬水
・ごはん 和風料理           軟水
・パスタ 肉料理            硬水
・薬の水 赤ちゃんのミルク       軟水
・ダイエット              硬水
環境庁選定の名水百選はすべて軟水(参照サイト)→名水百選ガイド

※期待できる効果
  血液サラサラ
  脳梗塞や心筋梗塞の予防
  高脂血症や高血圧にも有効
  通風の改善
  糖尿病の緩和
  尿路結石の防止
  膀胱炎・腎臓炎の減少
  便秘
  むくみ
   貧血解消
  アトピー
  ストレス
  疲労回復
  体の環境を整えて代謝を向上し、太りにくい体質をつくる。
  細胞内の水分の代謝がよりスムーズになり、美容に有効。

※参考 ●温泉水の効能
飲む温泉水にはいろいろあります。胃腸病など内蔵系の疾患に効果的です。
・単純温泉        軽い胃腸炎など
・塩化物泉(食塩泉)   慢性消化器病、貧血、慢性便秘など
・炭酸水素塩泉      慢性消化器病、糖尿病、肝臓病、痛風、胆石など
・硫黄塩泉        糖尿病、痛風、胆道疾患、便秘など
・二酸化炭素泉      慢性消化器病、胃弱、慢性便秘など
・鉄泉          貧血、慢性消化器病、痔など
・含アルミニウム泉    慢性消化器病など
・酸性泉         貧血、慢性消化器病など
・硫黄泉         糖尿病、痛風、慢性消化器病、便秘など
・放射能泉        痛風、慢性消化器病、慢性胆のう炎、胆石症、神経痛など
※泉質によって飲み方も違いますので注意してください。

※正しい飲み方
人間が一日に必要な水分量は2.5リットル、そのうち1リットルを食事(野菜など)から摂取しています。
残りの1.5リットルを飲用水(水・お茶等)から摂取する、1日5〜7回のタイミングにコップ1杯(200ml程度)ずつ摂取すると、簡単に摂取することが出来ます。
・ミネラルの吸収率を高めたいなら、なるべく食前の空腹時や就寝前に飲む良し。
・ゆっくり飲むことで体内に浸透しやすくなります。

※その他の水のいろいろ
【酸素強化水(酸素水)】
通常の水よりもより多くの酸素を含んだ水。酸素は脂肪燃焼に不可欠。水から取り入れる酸素は体内への吸収率がすぐれています。

【バナジウム水】
バナジウムは血糖値を下げる作用があり糖尿病に有効とされています。また体脂肪・花粉症・便秘などにもいいとされています。

【ゲルマニウム水】
ゲルマニウムは体の免疫力を高める働きがあり、また、人体の老廃物排泄を活発にし、新陳代謝を促進させる働きもあると言われています。

【海洋深層水】
深度200m以下の海水をろ過して飲料にしたもの。コレステロールの減少やアトピーに効用があるといわれています。

【アルカリイオン水】
ph8.5程度までの水をアルカリイオン水と呼び、血液のペーハーに近いことから健康によい水とされています。

【スパークリングウォーター】
天然発泡水・炭酸水ともいわれる、いわゆる『ガス入り』の水。

【クラスター水】
水分子の集団をクラスターと呼び、クラスターが小さいほど体への吸収に優れているとい

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